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モリサワ、「Morisawa Fonts」「MORISAWA PASSPORT」で新書体を提供開始

株式会社モリサワが、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」「MORISAWA PASSPORT」と 、iPadOS向けフォントアプリ「MORISAWA PASSPORT for iPad」[App Store]にて、2023年の新書体の提供を開始したと発表しています。

今回のアップデートでは、リニューアルした「A1明朝(AP版)」や「UD新ゴ コンデンス(AP版)」、個性派書体「ボルクロイド」「月下香」「アルデオ」「つぶてん」など262書体(iPad向けアプリのStandard Packは199書体)が追加されています。

モトヤLETS、欧文書体デザインコレクションを提供開始

フォントワークス株式会社が、年間定額制フォントサービス「モトヤLETS」にて、「モトヤ欧文書体デザインコレクション」の提供を開始したと発表しています。

欧文書体デザインコレクションは、文章の雰囲気に合わせて欧文を変更できるように厳選した12種類の欧文書体です

モトヤ欧文書体デザインコレクション

  • Mt-OTF Aqua Lt/Md/Bd
    スラブセリフを持つ書体
  • Mt-OTF Cymbal Md/Bd
    文字の端に小さなセリフを持つ書体
  • Mt-OTF Flat Lt/Md/Bd
    幾何学的な形状で造形されたサンセリフ体
  • Mt-OTF BloomScript Rg/Bd
    ブラシで書いたようなカリグラフィーが特徴的な筆記体
  • Mt-OTF RoseScript
    しなやかな曲線を持つスタイリッシュな筆記体
  • Mt-OTF MaryScript
    羽根ペンで書いたようなカリグラフィーが特徴的な筆記体

Apple、新しいアクセシビリティ機能を発表 「ライブスピーチ」「パーソナルボイス」「ポイントアンドスピーク」など

Apple Inc.が、認知、視覚、聴覚、および移動のアクセシビリティのためのソフトウェア機能と、話すことができない人や話す能力を失うリスクのある人のためのツールを発表しています。

認知障害のあるユーザーは、「Assistive Access」(アシスティブ・アクセス)の認知負荷を軽減するインターフェイスにより、iPhone/iPadをより簡単に自立的に使用できるようになります。

話すことができない人は、「Live Speech」(ライブ・スピーチ)を使用して通話中や会話中に文字を入力して話すことができるようになり、話す能力を失うリスクのある人は「Personal Voice」(パーソナル・ボイス)を使って自分の声に似た合成音声を作成できるようになります。

視覚障害者や弱視者は、拡大鏡の検出モードの「Point and Speak」(ポイント・アンド・スピーク)を使うことで、ユーザーが指を差しているテキストを識別して読み上げてもらえるようになります。

その他の新機能

  • 聴覚に障害のあるユーザーは、Made for iPhone対応の補聴器を直接M1/M2 Macとペアリングして調整可能に。
  • 「音声コントロール」ではテキスト編集に音声候補が追加されるため、音声で入力するユーザーは「do」「due」「dew」といった似たような発音の単語の中から正しい単語を選択可能に。さらに、「音声コントロールガイド」により、iPhone/iPad/Macでタッチや入力の代わりに音声コマンドを使用するためのヒントやコツを学べるように。
  • 「スイッチコントロール」を使用している身体障害や運動障害のあるユーザーは、任意のスイッチを仮想ゲームコントローラーに変えて、iPhone/iPadでゲームをプレイできるように。
  • 低視力のユーザーは、Finder、メッセージ、メール、カレンダー、メモなどのMacアプリ全体でテキストサイズを簡単に調整可能に。
  • 速いアニメーションに敏感なユーザーは、メッセージやSafariでGIFなどの動く要素を含む画像を自動的に一時停止できるように。
  • VoiceOverユーザは、Siriの声は速い速度の音声フィードバックでも自然で表情豊かに聞こえるように。ユーザーは、Siriが話す速度を0.8倍から2倍までの範囲でカスタマイズ可能に。

これらの新しいアクセシビリティ機能は今年後半に提供される予定です。

macOS 10.13.3やiOS 11.2.6などでAppleのサービスが非対応に 5月上旬より

MacRumorsが、5月上旬以降にmacOSやiOSなどの古いバージョンでAppleのサービスが利用できなくなると伝えています

リーカーのStella – Fudge(@StellaFudge)によると、5月上旬より、iOS 11〜11.2.6、macOS 10.13〜10.13.3、watchOS 4〜4.2.3、tvOS 11〜11.2.6が動作するデバイスでは、iCloudを除くAppleのサービスにアクセスできなくなるとAppleの内部文書に記載されているとのことです。

「macOS 13.3」「iOS 16.4」「iPadOS 16.4」「watchOS 9.4」「tvOS 16.4」のベータ2公開

Apple Inc.が、「macOS 13.3 beta 2」(ビルド22E5230e)、「iOS 16.4 beta 2」(ビルド20E5223e)、「iPadOS 16.4 beta 2」(ビルド20E5223e)、「watchOS 9.4 beta 2」(ビルド20T5233d)、「tvOS 16.4 beta 2」(ビルド20L5474e)、「Xcode 14.3 beta 2」(ビルド14E5207e)をApple Developer Programメンバーに配布しています。

MacRumorsによるとiOS 16.4では、iOS 16で廃止されていたブックAppのページめくりのアニメーションが、オプション機能として追加されています。

また、iOS 16.4 beta 2でも引き続き、Appleのクラシック音楽アプリ「Apple Music Classical」に関する記述が含まれており、現在もリリースに向けて準備が進められているようです。

2021年にクラシック音楽ストリーミングサービスのPrimephonicを買収したAppleは当初、2022年にクラシック音楽アプリのリリースを予定していました。

クラシック音楽アプリに関する記述は、Android向けApple Musicのベータ版やiOS 15.5のベータ版で発見されており、iOS 16.3ではアプリの名称が「Apple Classical」から「Apple Music Classical」に変更されたことが確認されています。

Apple、子供を守る「Communication Safety」機能を日本などに拡大

MacRumorsが、AppleはメッセージAppの「Communication Safety」機能を日本を含む6カ国に拡大する予定であると伝えています。

Communication Safetyは、メッセージAppで子供がヌードが含まれる写真を表示または共有するのを防ぐ機能です。

メッセージAppが子供が受け取ったり送ろうとしている写真にヌードが含まれていると判断した場合、デバイスで表示される前に写真をぼかし、写真がセンシティブである可能性があるという警告を表示し、信頼できる大人にメッセージを送ったり、助けを得るための方法を確認したり、連絡先をブロックしたりできるようになります。

Communication Safetyは2021年12月の米国を皮切りに、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで提供されています。Appleの説明会に参加したiCultureによると、今後数週間中に日本、オランダ、ベルギー、スウェーデン、韓国、ブラジルでも利用できるようになるとのことです。

「macOS 14」「iOS 17」「watchOS 10」、革新的な新機能はなし

Bloombergのマーク・ガーマン氏が、今年の「macOS 14」「iOS 17」「watchOS 10」には革新的な新機能は追加されないようだと伝えています。

ガーマン氏はニュースレターの「Power On」で、AppleのソフトウェアエンジニアはAR/VRヘッドセットのオペレーティングシステム「xrOS」の仕上げに取り組んでおり、今年のiOS、macOS、wachOSに革新的な機能が追加されるという情報は耳にしていないと述べています。

Appleは現在、AR/VRヘッドセットを6月のWWDCで発表することを目指していると報じられています。

「macOS 13.3」「iOS 16.4」「iPadOS 16.4」「watchOS 9.4」「tvOS 16.4」のベータ版公開

Apple Inc.が、「macOS 13.3 beta」(ビルド22E5219e)、「iOS 16.4 beta」(ビルド20E5212f)、「iPadOS 16.4 beta」(ビルド20E5212f)、「watchOS 9.4 beta」(ビルド20T5222g)、「tvOS 16.4 beta」(ビルド20L5463g)、「Xcode 14.3 beta」(ビルド14E5197f)をApple Developer Programメンバーに配布しています。

MacRumorsによると、iOS/iPadOS 16.4とmacOS 13.3では、以下の変更や新機能が追加されています。

  • 新しい絵文字
  • Mac板と同様のSafariのウェブプッシュ通知(iOS/iPadOS)
  • サードパーティのウェブブラウザでホーム画面にウェブサイトやウェブアプリを追加できる機能(iOS/iPadOS)
  • 現在削除されている新しいホームアーキテクチャ
  • ポッドキャストアプリのアップデート(ライブラリからチャンネルへのアクセス。エピソードを再開、保存したエピソードを再開、スキップしたいエピソードを削除できるようになった「次に再生」。CarPlayで次に再生で中断したところから再開したり、ブラウズで新しいポッドキャストを探すしたりできるオプション。)
  • ミュージックアプリで今すぐ聴く以外のタブからもアクセスできるようになったアカウント設定
  • 設定アプリでiPhoneやペアリングしているデバイスの保証情報を確認できる「保証」セクション(iOS/iPadOS)
  • 画面ロックや常時表示ディスプレイ制御のアクションをサポートしたショートカットアプリ
  • メッセージアプリでMastodonの投稿へのリンクをプレビュー付きで表示する機能
  • iPhone/iPadで使用できるその他のデバイスのユーザーガイドが表示されるようになったヒントアプリ(iOS/iPadOS)
  • フォーカスモードで有効にできる常時表示フィルタ(iOS)

Apple、「macOS 13.2.1」「iOS 16.3.1」「iPadOS 16.3.1」「watchOS 9.3.1」「tvOS 16.3.2」などをリリース

Apple Inc.が、「macOS 13.2.1」「iOS 16.3.1」「iPadOS 16.3.1」「watchOS 9.3.1」「tvOS 16.3.2」「HomePodソフトウェアバージョン16.3.2」を配布しています。

iOS/iPadOS 16.3.1では、iCloudをアプリで使用されているとiCloudの設定が応答しないか、正しく表示されない場合がある問題や、Siriからの「探す」リクエストが機能しない場合がある問題が修正されています。また、iOS 16.3.1では、iPhone 14シリーズの衝突事故検出が最適化されています。

HomePodソフトウェアバージョン16.3.では、Siriにスマートホームアクセサリーのコントロールを頼むと失敗する可能性がある問題が修正されています。

また、セキュリティを修正したmacOS Big SurとmacOS Monterey向けの「Safari 16.3.1」も配布しています。