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Apple、「macOS Sonoma」を発表

Apple Inc.が、macOSの最新バージョン「macOS Sonoma」を発表しています。

macOS Sonomaでは、ウィジェットが強化されており、デスクトップにウィジェットを配置できるようになりました。さらに、ウィジェットはインタラクティブになり、リマインダーにチェックを入れたり、メディアの再生や一時停止をしたり、ホームのコントロールにアクセスしたりできるようになります。

ビデオ会議機能も強化され、共有しているコンテンツの上にユーザーを表示する新しいビデオエフェクト「プレゼンターオーバーレイ」や、風船、紙ふぶき、ハートなどをシームレスに映像に追加できる「リアクション」を利用できるようになります。

Safariはプライベートブラウズが大幅にアップデートされ、ブラウズ時に、トラッカーと、ユーザーのデバイスにアクセスできる人物の両方から保護する機能がさらに強化されます。他にも、仕事やプライベートといったトピックごとに分けてブラウズできるプロフィール機能や、ウェブアプリを通常のアプリのように動作させる機能も搭載しています。

世界中の様々な場所のスローモーションビデオを表示する新しいスクリーンセーバも追加されており、このスクリーンセーバーはログインするとシームレスにデスクトップの壁紙になります。

Sonomaでは「ゲームモード」も導入され、CPUとGPUでゲームに最も高い優先性を確保してバックグラウンドタスクの稼働率を抑え、よりなめらかで、より一貫したフレームレートで最適化されたゲーム体験を提供できるようになります。ゲームモードではBluetoothのサンプリングレートを2倍にすることで、AirPodsでの音声の遅延や、XboxやPlayStationのゲームコントローラでの入力の遅延を大幅に低減することも可能です。

また、WWDC23の基調講演に登場したゲームデザイナーの小島秀夫氏は、2023年末にMac版「DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT」をリリースすると発表し、これを皮切りに今後のコジマプロダクションのタイトルについてもAppleプラットフォームへの展開を積極的に行っていくとコメントしました。

macOS Sonomaのその他のアップデート

  • 効率化されたPDF: 強化されたPDFの機能により、自動入力を使ってすばやくフォームに記入したり、受信者候補をスマートに表示したりできます。
  • メモでのインラインPDF: メモでPDFや文書のスキャンが全幅表示されるようになり、ユーザーはリンクされたメモを使ってレシピや宿題などの関連するメモをすばやくまとめることができます。
  • Siri:ユーザーは「Siri」と声をかけるだけでSiriを起動できます2
  • パスワード: ユーザーはパスワード一式を共有するグループを作成できます。パスワードを最新に保つため、グループ内の全員がパスワードを追加、編集できます。iCloudキーチェーンを通じて共有されるため、エンドツーエンドで暗号化されます。また、メールで受信した一度限りの認証コードをSafariで自動入力できるようになり、ブラウザを離れることなく安全にログインすることが簡単になります。
  • メッセージ:まったく新しいステッカーの体験と、検索、返信、グループの機能強化、iCloudのメッセージとの同期によって、ユーザーは最も親しい人たちとつながることができます。
  • リマインダー: リマインダーの賢い買い物リストにより、毎週の買い物が効率的になります。ユーザーは新しいカラム表示を使用してリストをセクションにまとめたり、それらを横に並べたりすることもできます。
  • キーボード:まったく新しい自動修正では、修正がより正確になり、より簡単に修正できます。インライン入力はユーザーが文章をすばやく仕上げられるようにし、音声入力は次のレベルの音声認識によって精度が向上しています。
  • プライバシーと安全:「コミュニケーションの安全性」がAirDrop、写真ピッカー、電話の着信、FaceTimeメッセージに拡大され、さらに幅広く子どもたちを守ります。また「センシティブな内容の警告」により、AirDropやメッセージにあるセンシティブな画像やビデオ、電話の着信、FaceTimeメッセージが予期せず流出することを防ぐほか、ユーザーは連絡先をブロックしたり、サポートを得るための情報をさらに探したりすることができます。

macOS Sonomaのデベロッパ向けベータ版は本日より、パブリックベータ版は来月より、正式版は秋より提供されます。

対応機種はMac Pro (2019以降)、Mac Studio、Mac mini (2018)以降、iMac (2019)以降、iMac Pro、MacBook Pro (2018)以降、MacBook Air (2018)以降です。

Apple、「iOS 17」を発表

Apple Inc.が、「iOS 17」を発表しています。

iOS 17では、電話アプリが大幅にアップデートされ、電話発信時に相手側に表示される自分の写真や名前をカスタマイズできる連絡先ポスター機能を利用できるようになります。また、誰かが留守番電話を残す時にリアルタイムでメッセージが書き起こされて内容を確認できる「ライブ留守番電話」も追加されています。

FaceTimeアプリは、相手が応答しない場合に音声とビデオのメッセージを残すことができるようになります。簡単なジェスチャーで発動する新しいエフェクトも追加されています。

メッセージアプリは、新しい絵文字ステッカーを利用可能で、写真の被写体を抜き出してLiveステッカーを作成することも可能になります。他にも、絞り込み検索機能や、会話の中の最後に表示していた部分に移動するキャッチアップ機能、ユーザーが目的地に無事に到着したことを家族や友人に知らせ流ことができる安否確認機能も追加されています。

AirDropの新機能として、iPhone同士またはiPhoneとApple Watchを近づけるだけで連絡先情報を簡単に共有できる「NameDrop」(Apple Watchは年内提供予定)も利用できるようになります。

iOS 17では、iPhoneを横向きで充電している際に時計、お気に入りの写真、ウィジェットを表示できる「スタンバイ」機能も追加されています。画面をタップすれば表示可能で、iPhone 14 Pro/Maxでは常に利用できます。MagSafeでの充電時には、スタンバイはユーザーの好みの表示を記憶するとのことです。

また、日記をつけることができる新しいアプリ「ジャーナル」も追加されています。デバイス上の機械学習を活用してパーソナライズされた候補を表示して、ユーザーに日記をつけるきっかけを与えるようになっています。

iOS 17のその他の機能

  • Safariでは、ユーザーのブラウズ時のトラッカーと、ユーザーのデバイスにアクセスできる人物の両方から、プライベートブラウズを保護する機能がさらに強化されます。高度なトラッキングとフィンガープリント保護が一段と進化し、ウェブサイトによるトラッキングやユーザーのデバイスの特定を未然に防ぎます。プライベートブラウズのウインドウは使用していない時はロックされるため、デバイスから離れる時でもタブを開いたままにしておけます。
  • パスワードとパスキーをさらに簡単に、そしてより安全に共有できるよう、ユーザーは信頼できる連絡先グループとパスワードを共有できるようになります。パスワードを最新に保つため、グループ内の全員がパスワードを追加および編集できます。iCloudキーチェーンを通じて共有されるため、エンドツーエンドで暗号化されます。
  • ヘルスケアアプリに新しい心の健康の機能が加わります。日々の気分や一時的な感情を記録したり、自分の心の状態に影響を与えている可能性がある物事を確認したり、クリニックでよく使われているうつや不安症の検査や、お住まいの地域で利用可能なリソースに簡単にアクセスすることができます。さらに、デバイスを見る距離を改善することで、子どもたちの近視になるリスクを低減し、成人ユーザーのデジタル眼精疲労を軽減できるようにします。スクリーンタイムの「画面からの距離」は、TrueDepthカメラを使って、顔から30センチ未満の距離でデバイスを持っている時間が続くと、デバイスを遠ざけるようにユーザーに促します。
  • マップにオフラインマップが追加されたことにより、ユーザーは特定のエリアをダウンロードして、ターンバイターンナビゲーションの使用、到着予定時刻の確認、マップでの場所の検索など、さらに多くのことがオフラインでできます。さらにマップでは、米国の公園内の何千というハイキングコースをこれまで以上に簡単に見つけられるようになり、電気自動車のドライバーにリアルタイムで充電可能な場所の情報を提供します。
  • AirTagを最大5人と共有して、友人や家族が「探す」で持ち物を追跡することができます。グループ内の全員が持ち物の位置情報を確認し、サウンドを再生し、「正確な場所を見つける」機能を使って近くにある共有AirTagの位置情報をピンポイントで特定することができます。この機能は「探す」ネットワーク上にあるほかのすべてのアクセサリでも使えます。
  • Apple Musicには共同作業プレイリストが追加され、友人と一緒に音楽を聴くのがこれまで以上に簡単になるほか、車の中でSharePlayを使って、車内にいる全員が再生する曲を簡単に追加できるようになります3。一緒に聴いている人はApple Musicのサブスクリプションに登録していなくても、自分のデバイスで音楽をコントロールできます。
  • デバイス上の知能がユーザーの好みを学習するようになり、AirPlayを使ったコンテンツの共有が一段と簡単になリます。AirPlayは、ホテル内の対応するテレビでも機能するため、旅行中も簡単にお気に入りのコンテンツをテレビで楽しめます。この機能はプライバシーとセキュリティを基盤に構築されており、インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ系列から開始して、年内に一部のホテルで利用可能になります。
  • AirPodsには、パーソナルなオーディオ体験を再定義する適応型オーディオ、パーソナライズされた音量、会話感知などのパワフルな新機能が追加されます。さらに、デバイスの自動切り替え機能や通話コントロールの向上によってAirPodsが一段と使いやすくなります。
  • ホームアプリには、ドアの鍵、ガレージのドア、警報システム、接触センサーの最大30日間のアクティビティ履歴を確認できる機能が追加されます。さらに、2つの人気の高いHomeKitのロック機能である、タップしてロック解除とPINコードがMatter対応の鍵で利用可能になり、家をつなぐ方法がさらに増えます。
  • リマインダーの買い物リストでは、追加したアイテムが自動的にカテゴリ別に分類され、買い物がさらに簡単になります。ユーザーはアイテムをグループに分ける方法を変更でき、ユーザーの好みがリストに記憶されます。
  • 画像を調べる」が一時停止したビデオのフレームでも利用できるようになります。さらに、食べ物、店舗、標識、記号も特定し、写真やビデオから個々の被写体を抜き出せるようになります。
  • 「Siri」と言うだけでSiriが起動するようになります。起動後は、Siriアシスタントを再び起動しなくても複数のコマンドを連続して伝えることができます。
  • 写真では、デバイス上の機械学習を活用して、ユーザーのお気に入りの人々が「ピープル」アルバムでより多く認識され、猫や犬も認識されます。
  • プライバシーのアップデートによって「コミュニケーションの安全性」がメッセージアプリ以外にも拡大され、AirDrop、連絡先ポスター、FaceTimeメッセージでコンテンツを送受信をする際や、送信するコンテンツを選ぶために写真のピッカーを使用する際に、子どもたちが安全に守られます。静止画像だけではなくビデオコンテンツにも対象が拡大されます。新機能の「センシティブな内容の警告」を使うと、成人ユーザーは望まないヌード画像やビデオが表示されないようにすることができます。「コミュニケーションの安全性」と同様、「センシティブな内容の警告」の画像とビデオの処理はすべてデバイス上で行われるため、Appleはこれらのコンテンツにアクセスできません。
  • アクセシビリティのアップデートには、認知障がいを持つユーザーがiPhoneをもっと簡単に自立して使えるようにサポートするカスタマイズ可能なインターフェイスであるアシスティブアクセス、非発話者のユーザーが対面での会話や電話、FaceTime通話の際に話したいことをタイプすると読み上げてもらうことができるライブスピーチ、発話能力を失うリスクのあるユーザーに、自分が話しているように聞こえる声を作るオプションを提供するパーソナルボイス、指し示した対象物に書かれているテキストを読み上げることで視覚障がいのあるユーザーをサポートする「ポイントして読み上げ」が含まれます。

3. 共同作業プレイリストは、年内にアップデートによって利用できるようになります。

iOS 17のデベロッパ向けベータ版は本日より、パブリックベータ版は来月より、正式版は秋より提供されます。

対応機種はiPhone XS以降です。

Apple、「iPadOS 17」を発表

Apple Inc.が、「iPadOS 17」を発表しています。

iPadOS 17では、iOS 16以降のようにロック画面をカスタマイズできるようになっています。好みの写真や、シャッフル表示する写真の動的セット、スリープ解除するたびにスローモーションで再生するLive Photoを選んでカスタマイズできます。左側にはウィジェットを追加できるようになっています。

ウィジェットはインタラクティブになり、ウィジェットから直接、照明をつけたり、曲を再生したり、リマインダーをその場で実行済みにしたりできます。

PDF関連の機能も強化され、機械学習を活用してPDF内のフィールドを識別するようになっており、ユーザーは氏名、住所、Eメールなどを連絡先から自動入力できるようになります。また、メモアプリでPDFを整理したり、読んだり、注釈を加えたり、共同作業をしたりできる機能が追加されています。

絵文字ステッカーやLiveステッカー、絞り込み検索機能、キャッチアップ機能などが追加されたメッセージアプリや、相手が応答しない場合に音声とビデオのメッセージを残すことができるFaceTimeアプリ、プロフィールや、強化されたプライベートブラウズが追加された「Safari」も搭載しています。。

iPadOS 17ではiPadに最適化された「ヘルスケア」アプリも導入されました。

iPadOS 17のその他のアップデート

  • ステージマネージャは、ウインドウの位置とサイズの柔軟性がさらに高まり、ワークスペースをさらにコントロールできるようになります。また、外部ディスプレイの内蔵カメラに対応します。
  • フリーボードでは、新しい描画ツール、ポイント機能、傾き、図形に変換への対応、すべてのオブジェクトに接続線と新しい図形を追加する機能、および共同作業者をボード内でガイドする「フォロー」が提供されます。
  • Spotlightは、次のアクションへのショートカット、強化された画像検索結果、ビデオ検索を提供し、ユーザーがこれまで以上にすばやく情報を見つけてアクションを実行できるようにします。
  • 画像を調べる」では、認識機能が食べ物、店舗、標識、衣服の洗濯表示タグなどの物に付けられた記号にまで拡張されます。
  • キーボードでは、自動修正が向上し、かつてないほどすばやく簡単にテキストを入力できます。インラインの予測テキストによって、ユーザーは文章をすばやく書き終えることができ、音声入力の新しい音声認識モデルによって精度が向上します。
  • Siriは「Siri」と言うだけで起動するようになります。起動後は、再び起動しなくても複数のコマンドを連続して伝えることができます。
  • デバイス上の知能がユーザーの好みを学習するので、AirPlayを使ったコンテンツの共有が一段と簡単になります。AirPlayは、ホテル内の対応するテレビでも機能するため、旅行中も簡単にお気に入りのコンテンツをテレビで楽しめます。この機能はプライバシーとセキュリティを基盤に構築されており、インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ系列から開始して、年内に一部のホテルで利用可能になります。
  • リマインダーでは、新たな賢い買い物リストの体験が導入され、関連する商品が自動的にグループ化されてセクションにまとめられるので、買い物がより簡単になります。また、セクションを画面上で水平に表示する新しいカラム表示が提供されます。
  • マップでは、マップをダウンロードしてオフラインで使えるようになります。ユーザーはエリアを選択したり、場所に関する豊富な情報を検索して調べたり、あらゆる移動手段の経路を確認するといったことをすべてオフラインで実行できるようになります。
  • プライバシーのアップデートでは、「コミュニケーションの安全性」が拡大され、子どもたちの保護や、大人向けの「センシティブな内容の警告」が追加されます。写真とカレンダーの許可のアップデートによって、ユーザーがアプリと共有するデータについて、理解を一段と深めた上で選択できるようになります。さらに、ロックダウンモードがアップデートされ、金銭目的のスパイウェアの標的になる可能性があるユーザーに対する保護が強化されます。
  • 新しいアクセシビリティツールによって、iPadはさらに利用しやすくなります。アシスティブアクセスは、認知障がいを持つユーザーがiPadをさらに簡単に、自立して使えるようにするためのカスタマイズ可能なインターフェイスです。ライブスピーチは、非発話者のユーザーが、電話、FaceTime、対面での会話の際に、自分が話したいことを入力して読み上げるのに役立ちます。パーソナルボイスは、発話能力を失うリスクのあるユーザーに、自分が話しているように聞こえる声を作るオプションを提供し、ライブスピーチとシームレスに統合します。拡大鏡では、「ポイントして読み上げ」により、視覚障がいのあるユーザーはテキストラベルが小さい家電やその他の対象物を操作しやすくなります。

iPadOS 17のデベロッパ向けベータ版は本日より、パブリックベータ版は来月より、正式版は秋より提供されます。

対応機種はiPad(第6世代)以降、iPad mini(第5世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、12.9インチiPad Pro(第2世代)以降、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Proです。

Apple、「watchOS 10」を発表

Apple Inc.が、「watchOS 10」を発表しています。

watchOS 10ではインターフェイスが再設計され、より多くの情報を一目で確認できるようになっています。また、Digital Crownを回すだけでユーザーの状況に応じたタイムリーなウィジェットを表示する「スマートスタック」も導入しています。

コントロールセンターはサイドボタンを使ってアクセスできるようになり、Digital Crownをダブルクリックすると最近使用したアプリに戻ります。

また、新しい文字盤「パレット」と「スヌーピー」が追加されています。

watchOS 10ではサイクリング機能が強化され、ワーメーター、スピードセンサー、ケイデンスセンサーなどのBluetooth対応のサイクリングアクセサリに自動的に接続できるようになります。さらに、サイクリングのワークアウトはライブアクティビティとしてiPhoneに表示されるようになります。

また、ハイキングも強化されており、コンパスアプリで「モバイル通信に接続できる最後の地点のウェイポイント」と、「緊急電話に発信できる最後の地点のウェイポイント」を自動的に生成するようになります。

さらに、瞬間的な感情や日々の気分を記録して、感情の認識を深め、回復力を高めるのに役立てる新しいアプリ「マインドフルネス」や、近視のリスクを低減するための機能として、日光の下で過ごした時間を測定できる機能と、30cm未満の距離でデバイスを持っていると遠ざけるように促す「画面からの距離」機能も追加されています。

watchOS 10のその他のアップデート

  • NameDropで、ユーザーはApple Watchを相手のiPhoneに近づけることで簡単に連絡先情報を共有できます。Apple Watchユーザーは連絡先アプリのマイカードの共有ボタンをタップするか、マイカードの文字盤コンプリケーションをタップしてApple Watchと相手のApple Watchを近づけることでNameDropを使うこともできます2
  • iPhoneのオフラインマップでは、ターンバイターンのナビゲーション、到着予定時刻、マップの場所などに、Wi-Fiやモバイルデータ通信のない場合でもアクセスできるようになります。これらの機能は、iPhoneとペアリングされていて接続範囲内にあるApple Watchでも使うことができます。
  • ユーザーはFaceTimeビデオメッセージの再生を開始して、Apple Watchから直接確認できるようになります。さらに、グループFaceTimeオーディオがApple Watchで利用できるようになります。
  • 服薬アプリでは、指定した時間から30分経過しても服薬が記録されない場合にフォローアップのリマインダーを受け取れるようになります。
  • Apple Fitness+にはカスタムプランが導入され、曜日、時間、ワークアウトの種類などにもとづいてカスタムワークアウトや瞑想のスケジュールを受け取る新しい方法となるほか、ユーザーが選択した複数のワークアウトと瞑想をシームレスに連続で行えるスタック、音楽またはトレーナーの声の音量を優先させることができるオーディオフォーカスが導入されます。

2. NameDropは、年内にソフトウェアアップデートによってApple Watchで利用できるようになります。

watchOS 10のデベロッパ向けベータ版は本日より、パブリックベータ版は来月より、正式版は秋より提供されます。

対応機種はApple Watch Series 4以降です。

「macOS 13.5」「iOS 16.6」「iPadOS 16.6」「watchOS 9.6」「tvOS 16.6」のベータ2公開

Apple Inc.が、「macOS 13.5 beta 2」(ビルド22G5038d)、「iOS 16.6 beta 2」(ビルド20G5037d)、「iPadOS 16.6 beta 2」(ビルド20G5037d)、「watchOS 9.6 beta 2」(ビルド20T570)、「tvOS 16.6 beta 2」(ビルド20M5538d)をApple Developer Programメンバーに配布しています。

iOS/iPadOS 16.6では、自分が意図した相手とのみ通信していることを確認できる「iMessage Contact Key Verification」が利用できるようになる見込みです。

watchOS 9.5.1

Apple Inc.が、「watchOS 9.5.1」を配布しています。

このバージョンでは、改善とバグ修正が含まれています。

watchOSは、Apple Watchの設定appの一般>ソフトウェアアップデート、または、iPhoneのApple Watch appの一般>ソフトウェアアップデートでアップデートできます。

「macOS 13.5」「iOS 16.6」「iPadOS 16.6」「watchOS 9.6」「tvOS 16.6」のベータ版公開

Apple Inc.が、「macOS 13.5 beta」(ビルド22G5027e)、「iOS 16.6 beta」(ビルド20G5026e)、「iPadOS 16.6 beta」(ビルド20G5026e)、「watchOS 9.6 beta」(ビルド20U5527c)、「tvOS 16.6 beta」(ビルド20M5527e)をApple Developer Programメンバーに配布しています。

MacRumorsによると、iOS/iPadOS 16.6では、自分が意図した相手とのみ通信していることを確認できる「iMessage Contact Key Verification」が追加されているものの、まだ有効にならないとのことです。

iMessage Contact Key Verificationは昨年12月に発表されたセキュリティ機能で、今年から提供される予定です。

「macOS 13.4」「iOS 16.5」「iPadOS 16.5」「watchOS 9.5」「tvOS 16.5」リリース

Apple Inc.が、「macOS Ventura 13.4」「iOS 16.5」「iPadOS 16.5」「watchOS 9.5」「tvOS 16.5」「HomePodソフトウェアバージョン16.5」を配布しています。

macOS Ventura 13.4は、Apple Watchで自動ロック解除してもMacにログインできない問題の修正、Macを再起動するとキーボードの接続に時間がかかるBluetoothの問題の修正、VoiceOverでウェブページ上のランドマークを移動する際の問題の修正、スクリーンタイムの設定がリセットされる、または同期されない問題の修正が含まれています。

iOS 16.5は、新しいプライドセレブレーション壁紙や、Spotlightが反応しなくなる問題の修正、CarPlayのPodcastsがコンテンツを読み込まない問題の修正、スクリーンタイムの設定がリセットされる、または同期されない問題の修正が含まれています。

watchOS 9.5は、新しいプライドセレブレーション文字盤が含まれています。

tvOS 16.5では、Apple TV 4KでMLSシーズンパスやフライデーナイトベースボールを最大4画面表示するマルチビュー機能が利用できるようになっています。

また、セキュリティを修正した「macOS Monterey 12.6.6」「macOS Big Sur 11.7.7」「Safari 16.5」「iOS 15.7.6」「iPadOS 15.7.6」も配布しています。

続きを読む 「macOS 13.4」「iOS 16.5」「iPadOS 16.5」「watchOS 9.5」「tvOS 16.5」リリース

「macOS Ventura 13.4」のリリース候補3公開

Apple Inc.が、「macOS Ventura 13.4 RC 3」(ビルド22F66)をApple Developer Programメンバーに配布しています。

macOS Ventura 13.4は、Apple Watchで自動ロック解除してもMacにログインできない問題の修正、Macを再起動するとキーボード接続が遅くなるBluetoothの問題の修正、VoiceOverでウェブページのランドマークを移動する際の問題の修正、スクリーンタイムの設定がリセットされる、または、同期されない問題の修正が含まれています。

「iOS 16.5」「iPadOS 16.5」のリリース候補2公開

Apple Inc.が、「iOS 16.5 RC 2」(ビルド20F66)、「iPadOS 16.5 RC 2」(ビルド20F66)をApple Developer Programメンバーに配布しています。

iOS 16.5は、新しいプライドセレブレーション壁紙や、Spotlightが反応しなくなる問題の修正、CarPlayのPodcastsがコンテンツを読み込まない問題の修正、スクリーンタイムの設定がリセットされる、または同期されない問題の修正が含まれています。

iOS 16.5、iPadOS 16.5は今週リリースされる予定です。