当サイトはアフィリエイトによる収益を得ており、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。
MacRumorsは、AppleがiOS 19(iOS 26)に関するリークをめぐってジョン・プロッサー氏を訴えたと伝えています。
Appleは、ジョン・プロッサー氏はマイケル・ラマチオッティ氏と共謀して、ラマチオッティ氏の友人であり、未リリースiOSの開発に関わっていたApple社員のイーサン・リプニック氏の開発用iPhoneに不正にアクセスし、機密情報を入手・流用したとして、プロッサー氏とラマチオッティ氏を営業秘密保護法に基づく営業秘密の不正流用と、コンピュータ詐欺および不正使用防止法違反で提訴しました。
訴状によると、プロッサー氏がYouTubeで公開したiOS 19に関する2本の動画[1/2]にある情報は、プロッサー氏とApple社員のリプニック氏(またはリプニック氏の友人)の間で行われたFaceTime通話で入手したものであるとの匿名の情報提供メールが2025年4月にAppleに寄せられたとのことです。
この報告を受けてAppleが調査したところ、プロッサー氏は、ラマチオッティ氏がお金を必要としていたこと、ラマチオッティ氏の友人であるリプニック氏がiOSの開発に携わっていることを知り、ラマチオッティ氏と共謀してリプニック氏の開発者iPhoneの機密情報にアクセスする計画を立て、実行したことが判明したとしています。
具体的な手口としては、ラマチオッティ氏はリプニック氏の自宅に滞在中、位置情報追跡機能を使ってリプニック氏が長時間不在となるタイミングを把握し、パスコードを入手して、プロッサー氏とのビデオ通話で不正アクセスした開発用iPhoneの画面を映し出し、プロッサー氏はこの通話を録画したようです。
リプニック氏は後になって事態を把握したようですが、開発用iPhoneの適切な管理を怠り、機密情報保護ポリシーに違反したとして解雇されました。
プロッサー氏は、「誰かの電話にアクセスしようと企てたことはないし、パスワードも入手していない。情報がどのように入手されたのか知らなかった」とコメントしており、情報提供元とやり取りしたとみられるメッセージのスクリーンショットも公開しています。