「ベンチマーク」カテゴリーアーカイブ

Geekbench 6

Primate Labs Inc.が、macOSやiOSなどに対応したクロスプラットフォームベンチマークソフトウェア「Geekbench 6.0」[App Store]をリリースしています。

新しいバージョンでは、ビデオ会議の背景をぼかすテストや、ソーシャルメディアサイトの画像をフィルタリング・調整するテスト、写真から不要なオブジェクトを削除するテスト、機械学習モデルを使用して写真内のオブジェクトを検出してタグ付けするテスト、スクリプト言語を使用してテキストを分析・処理・変換するテストが追加されています。

また、ワークロードが処理するデータセットが更新され、画像テストでのより高解像度の写真、PDFおよびHTML5ブラウザテストでのより大きく複雑なドキュメントなど、現在一般的なファイルの種類とサイズに調整されています。

マルチコアベンチマークテストも大幅に改良され、各コアに個別のタスクを割り当てるのではなく、コアが共有タスクを完了するためにどのように連携しているのかを測定するようになっています。

Geekbench 6は無料で、テストを自動化したり、結果をオフラインで管理したりできる「Geekbench 6 Pro」は2月28日(火)まで20%オフの79ドル(通常99ドル)で提供中です。

M1‌ Max搭載「MacBook Pro」のベンチマーク

MacRumorsが、M1‌ Maxチップを搭載した「MacBook Pro」のベンチマーク結果がGeekbenchにて公開されていると伝えています。

8つの高性能コアと2つの高効率コアからなる10コアCPU搭載のM1 Max MacBook Proは、シングルコアのスコアが「1,749」、マルチコアのスコアが「11,542」となっています。

マルチコアスコアは、4つの高性能コアと4つの高効率コアからなる8コアCPU搭載のM1 MacBook Pro(約7,600)の約1.5倍となっています。

このベンチマーク結果では、ベース周波数が「24MHz」となっていますが、Geekbenchを提供するカナダPrimate Labs社の創業者ジョン・プール氏によるとGeekbenchの問題のようです。

M1チップ搭載「MacBook Air」は16インチMacBook Proを凌ぐ性能

MacRumorsが、M1チップを搭載した新しい「MacBook Air」は16インチMacBook Proをも凌ぐパフォーマンスを叩き出していると伝えています。

Geekbenchのベンチマーク結果によると、M1チップを搭載した「MacBookAir10,1」のシングルコアスコアは「1,687」で、A14 Bionicチップを搭載したiPhone 12 Proを含む全てのiOSデバイスや、Intel Core i9-9980HKを搭載した16インチMacBook Proを含む全てのMacを上回っています。

マルチコアパフォーマンスでも16インチMacBook Proの「6,870」を凌ぐ「7,433」というスコアを記録しています。

M1チップを搭載した「Macmini9,1」のベンチマーク結果もアップロードされています。

Geekbench 5.0

Primate Labs Inc.が、macOSやiOSなどに対応したクロスプラットフォームベンチマークソフトウェア「Geekbench 5.0」[App Store][App Store]をリリースしています。

このバージョンでは、CPU BenchmarkにARや機械学習といったアプリケーションエリアでCPUパフォーマンスを測定する新しいワークロードが追加されています。

また、macOS 10.14でダークモードをサポートしており、iOS 13でも利用できるようになるとのことです。