Adobe、生成AI「Firefly Image 3」を発表 本日より「Photoshop」などで利用可能に

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アドビ株式会社が、クリエイティブ生成AIモデルの次期メジャーリリース「Adobe Firefly Image 3 Foundation モデル」を発表しています。

Firefly Image 3は性能とコントロールが大幅に改良され、高品質な画像生成、プロンプトのより深い理解、より高いレベルのディテールとバリエーション、迅速なクリエイティブ表現とアイデア出しが可能になっています。また、ライティング、ポジショニング、ディテール、テキスト表示なども強化され、これまで以上にフォトリアリスティックな画像品質を実現しています。

Firefly Image 3 Foundationモデルのベータ版は本日よりウェブ版で利用できます。

さらに、Firefly Image 3 Foundationモデルを搭載した「Photoshop」のベータ版も本日より提供されています。

最新バージョンでは、「画像を生成」「参照画像」「類似を生成」「背景を生成」「ディテールを向上」といった新機能を利用できるようになっています。

  • 参照画像:ユーザーが選んだ任意の画像を生成処理のインスピレーションとして使用することで、クリエイターは思った通りのアウトプットが可能です。
  • 画像を生成:テキスト入力だけで完全な画像を作り出す機能にAdobe Photoshop内から初めてアクセスできるようになりました。アイデア出しや、ゼロからの画像作成が可能です。
  • 背景を生成:背景の入れ替えや作成だけでなく、既存の画像にシームレスにブレンドするコンテンツを今までより簡単に生成できます。
  • 類似を生成:生成された画像の中からお気に入りの画像を選択して、「類似を生成」で参照として使用します。お気に入りのものが見つかるまで、クリックしてコンテンツやスタイルが似たバリエーションの画像の生成を繰り返します。
  • ディテールを向上:シャープさと鮮明度を向上させるため、画像のディテールを目立たせることができます。見た目をくっきりとさせ、ストック品質の画像とより調和する質の高い画像に仕上がります。

Firefly Image 3の機能のほかにも、「調整ブラシ」「改良されたフォントブラウザ」「調整プリセット」が追加されています。

  • 調整ブラシ:ユーザーが画像の特定の領域に非破壊的な調節を容易に加えることを可能にします。
  • 改良されたフォントブラウザ:Adobe Photoshopを離れることなく、クラウドにあるAdobe Fontsの25,000以上のフォントへのリアルタイムアクセスを可能にし、プロジェクトにあった最適な書体を見つけられます。
  • 調整プリセット:ワンクリックで複数のエフェクトを適用できるフィルタや、カスタマイズしたプリセットの作成と保存機能により、クリエイターが画像の外観を簡単に変更できるようにします。

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