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iFixit、「iPhone Duo」の分解レポート公開 画面破損の原因を検証

iFixitが、「iPhone Duo」の分解動画およびレポートを公開しています。

IP68の防塵・防水性能を備えるiPhone Duoの防塵テストでは、粉末の大部分は接着剤によって侵入を遮ることができたものの、ヒンジ内部に入り込むことが確認されています。ただし、Galaxy Z Fold8やPixel 11 Pro Foldと比べると、粉末の侵入量は少なかったとのことです。

ロジックボードは、iPhone 8以来となる、積層構造ではないシングルレイヤー設計が採用されています。一部の機能は単層のI/Oボードに分散されており、主要コンポーネントはカメラ部分の盛り上がったスペースに集約されています。

アウターディスプレイや背面パネルは比較的簡単に取り外せるようになっています。バッテリーは11.567Whと7.506Whの2つのセルを搭載しており、電気を流して接着剤を剥がす仕組みが採用されています。

インナーディスプレイは、周囲のトリムは簡単に取り外せるものの、ディスプレイ自体は接着剤で固定されています。折り目を目立たなくさせるNano-texture加工が施されたカバー層は、簡単に剥がせるようになっています。

また、インナーディスプレイを顕微鏡で観察したところ、赤・緑・青のサブピクセルの一部が楕円形で、それぞれ異なる方向に配置されていることが判明しています。これは、Appleが出願した回折によるアーティファクトを抑える特許と関連しており、この画素配置も折り目を目立ちにくくする仕組みの一つである可能性があるとしています。

ヒンジは、複数の金属製ジョイントやギア、スプリング、湾曲したガイドで構成されており、画面を折りたたむと、ディスプレイがヒンジ内部で緩やかに曲がるようになっています。

iPhone Duoは、発売直後から内側ディスプレイの特定の箇所が破損するという問題が報告されています。iFixitが検証したところ、破損箇所はヒンジ中央の支持構造が切り替わる部分に集中していることが分かったとのことです。折りたたみ時に中央の支持バーが十分に下がらず、湾曲した画面の折り目部分が支持バーに接触することで、局所的に負荷が集中する可能性があるとしています。

iFixitは、iPhone Duoの修理しやすさを10点満点中5点と暫定評価しています。アウターディスプレイの取り外しやすさ、バッテリーの交換しやすさ、内部部品へのアクセスのしやすさなどを評価する一方、インナーディスプレイとヒンジの交換には多くの作業が必要で、修理費用も高額になることを減点理由に挙げています。

なお、AppleはiPhone Duoの修理マニュアルを公開しています。

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