Apple Inc.は、本日より米国のApple Watch Series 9/10およびApple Watch Ultra 2ユーザユーザ向けに、再設計された血中酸素濃度測定機能を提供すると発表しています。
Apple Watchの血中酸素濃度測定機能は、米国Masimo社が特許侵害でAppleを提訴したことで、2024年1月より米国で同機能を無効化したモデルが販売されていました。
Appleは特許侵害を回避するために、本日米国で提供される「iOS 18.6.1」と「watchOS 11.6.1」で、Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリで取得したセンサーデータを、ペアリングされたiPhoneで計測・計算し、その結果をヘルスケアアプリ内の呼吸セクションで確認するよう再設計しています。
すでに元の血中酸素機能を搭載しているApple Watchや、米国外で購入されたApple Watchには影響はないとのことです。