Mozilla Corporationが、ウェブブラウザ「Firefox 119.0」を配布しています。
バージョン119には以下の新機能が含まれています。
- より多くのコンテンツが含まれるようになったFirefox View。すべてのウインドウのすべての開いているタブ、同期している他のデバイス上のすべての開いているタブを表示できるように。履歴は日付順、サイト順で並べ替えが可能に。
- PDF編集で画像や代替テキストの追加が可能に。
- 自動修復が有効になっていないセッションでも最近閉じたタブが保存されるように。
- Chromeからのデータ移行で、一部の拡張機能もインポート可能に
- Total Cookie ProtectionでBlob URLの分離をサポート。
- フィンガープリント対策として、強化型トラッキング防止機能の厳格モードでもウェブサイトが取得可能なフォントをシステムフォントと言語パックフォントに制限。
- Storage Access APIウェブ標準が更新。ウェブサイトの破損やサードパーティーCookie からの保護などのセキュリティが向上した
- Encrypted Client Hello（ECH）が利用可能に。ECHはTLS接続で使用される暗号化をハンドシェイクまで拡張し、機密性の高いフィールドの保護を強化。
- メディアスニッフィングがapplication/octet-streamとしてサーブされるファイルには適用されなくなり、再生する代わりにダウンロードできるように。
- サンタル語（sat）ロケールが利用可能に